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品揃えの良い本屋の見分け方 〜コミック編〜

04 6月

今日、本屋に行った所、

昨日発売したばかりの筈なのに欲しい漫画が売り切れており

やたらめったら悔しい思いをしたので、

こんな記事を書いてみたいと思います。

 

一応、僕は以前本屋で4年ほどアルバイトをしており、

その際はコミック担当として働いておりました。

その際の経験に基づいております。

 

ちなみに、「〜コミック編〜」なんて書きましたが、

上記の通りコミック担当だったので、他のジャンルはわかりませんw

なので「〜文芸書編〜」や「〜児童書編〜」は書けなかったりします。スイマセンm(__)m

では以下、長いエントリーになってしまったので注意して下さい。

 

 

では本題、コミックの品揃えの良い本屋を見分けるコツとしては、

まず第一に、

①第一巻(初巻)もしくは単巻のタイトルがすぐ売り切れない。

事が挙げられます。

 

基本的に売れるコミックというのは、

元々人気のあるタイトルはもちろんの事、

アニメ化、ドラマ化、ゲーム化などなどメディアミックスされたモノが売れるわけです。

 

そして本屋の仕組みとして、アニメ化や話題のタイトルというのは、

お店の大元や、仕入れ先問屋から

「コレが話題ですよ。もうすぐ売れますよ!」という情報が定期的に入ってきます。

さらに、ご親切にも複数巻にわたるタイトルなんかは、

その時用に1〜◯巻セットみたいな感じで大量入荷出来るように用意してくれたりします。

 

なので、本屋はそれに応じてハイハイと注文しておけば、

一時的に売れるコミックに対し知識が無くても最小限対応出来るわけです。

 

但し、基本的に第一巻からアニメ化が決定している様な漫画は

同時スタート等の企画で無い限りほぼありません。

その為、一巻が売れるタイトルか否かは

入荷する担当者がちゃんと連載雑誌での人気を把握しておかなければわからないのです。

 

書店の担当者は、あるタイトルがすでに売れていれば、

続刊が出る際に、今までの売上を参考にして仕入れ数を決める事が出来ます。

しかし、第一巻というのはコミックとしての今までの売上データが無い為、

その本が面白いのか売れそうなのかを、ちゃんと事前に見て、世の中の空気を感じてなければいけないんですね。

 

そういった対応が出来ていない担当者の場合、

売れるかわからない為、第一巻というのはたいてい様子見程度の入荷しかしません。

その結果、すぐに売り切れてしまう訳です。

 

逆にわかっている書店では、第一巻でも相応の数を入荷し、

売り切れを防ぐ事が出来ます。

 

コレを知るためには最低でも一回は痛い目を見なければなりませんが、

おそらく当てはまる本屋は今後も売り切れを出し易い本屋だと言う事が出来ると思います。

 

 

そしてもう一点。

②限定版コミックが売れ残っているのはNG

 

これはコレクターなんかにしたら、思わぬ誤算で嬉しい時もありますが、

本屋としてはあまり良いとは言えません。

 

ちなみにここで限定版コミックとは、近年人気タイトルにみられる、

CD付き、フィギュア付きなど豪華な特典が付いたコミックを指します。

 

 

突然ですが、本には返本制度というものがあります。

 

これは、噛み砕いて言うと、

書店は売れ残った本をノーリスクで出版社に返品出来る。というものです。

この制度のおかげで書店は入荷し過ぎても、

お金のロス無く出版社に売れ残りを返す事が出来る(本屋からすれば)ありがたい制度です。

 

で、この制度がどう②の理由に関わってくるかというと、

”かなりの限定版コミックは例外的に返本出来ない”からです。

 

なぜかと言うと、限定版はその特典のせいで、

書籍とは扱われない為、返本制度が適用されないんですね。

つまり、書店の買い切り商品なわけです。

すると、売れ残っても返品する事が出来ず店頭に居座り続ける。と

 

この現象が発生する主な原因は

そのタイトルの人気の降下にあります。

 

元々、限定版なんてモノを出せるタイトルは人気があるはずです。

しかし、それも何巻も続けて、さらにその間に人気が落ちてきた際に、

担当者が今までの売上だけを見て、

次も前回と同じ位〜♫と何も考えずに入荷してしまうと、

売れ残りが生じるわけです。

 

これも、元をたどれば①の理由と同じく、

何が今人気なのか、今後人気が出るのか、

機械的にでは無く、世の中の動向をつかんだ入荷の見極めが出来ていないという事につながります。

 

 

最後に、今でこそAmazonですぐに好きな本を探す事が出来ますが、

まだまだ本屋に行って現物を見て買いたいという人は多いと思います。

でもそんな中わざわざ赴いた本屋で欲しい物が無い、

やっぱりAmazon最強じゃんってなるのは少し寂しいじゃないですか。

 

折角なら本屋で楽しく買い物をしたいし、

街の本屋さんも頑張ってもらいたいと思う次第です。

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投稿者: : 2011/06/04 投稿先 Uncategorized

 

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